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次回の研究会

2020年9月12日(土)17時~
会場:zoom

テーマ:「江戸の怪談サロン」
発表者:門脇大


受講は無料です。
受講を希望の方は前日までに100mono@infoseek.jp(百物語の館 事務局)までご連絡下さい。

※次回より怪文研のお知らせはリニューアルしたホームページで行うことになりました。詳細は最新記事をご覧ください。

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あけましておめでとうございます。
はじめまして('∀')
怪談初心者の泡沫はなびです。
うたかたと書いてあわまつと読んで下さい。

今年から研究会に参加した内容をもとに、私なりのちょっとした感想や研究会の様子を自由に綴っていこうと思います。
余裕があれば他に参加されている方々のコメントや写真も配信できればと思っています(;'∀')

怪談文芸研究会は、怪談朗読公演を行っている百物語の館の研究部門なのですが、外部の方でも誰でも参加できます
県境を越えて遠方から来て下さる方もいますし、参加者の年齢もとても幅広いです。


江戸の文学は、自分とは関係のない…どこか遠い存在のように感じられます。
はじめは言葉もあまり読めないし、現代のように成熟した起承転結もまだないので「古臭い」って思うかも。
しかも怪談。
ますます縁のないものに感じられます。

でも、実は現代の、すごく身近な小説やアニメに流用されていたりします。

証明になるかどうか分かりませんが、大きい本屋さんに行って、マンガコーナーやラノベコーナーを覗いて見てください。
「妖怪」「天狗」「あやかし」「鬼」「怪異」「幽霊」といったモチーフを使っている作品が数えきれないほど並んでいるのが分かると思います。

野球漫画を読んでる人を見て「なんて変わった人なんだ!マイナーな趣味してるなあ」と思う人はいないと思います。
でもそれが「怪談」だったら、どうでしょう?「変わってるなぁ」って、ついつい思っちゃいません?

試しにAmazonの本>コミック・ラノベのカテゴリーで野球作品を2016年販売の新単品のみで検索すると、2016年の発売タイトルは107件ヒットします。

それに比べ、怪談作品は400件。
タイトルにも作品紹介にも怪談というキーワードを入れない作品は多くありますので、可能性のある他のキーワードでも調べてみますと、
妖怪は175件。
怪異は107件。
もののけは225件ヒットします。

中には重複して検索に引っかかっている本もあると思いますが、それにしても野球作品の107件に比べて圧倒的な数の作品が生み出されていることが分かります。

怪談って、実はもうマイナーなジャンルではないのです。


古典怪談を読むことは、民俗学に通じる楽しさもあります。
私たちが日常で当たり前のように知っている昔話や祭など、習慣の起源が、たくさん江戸の怪談文芸に隠されています。
これを発見できるのが、楽しい!


そんな日本の怪談文芸の元祖を、コアな文学ファンから私のようなド素人まで、文学が好きなら誰でも学べるのが怪談文芸研究会です。
研究会の雰囲気を、少しでも感じていただけましたら幸いです。

どうぞよろしくおねがいします(^▽^)
泡沫ログno.0

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