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叢原火について―鬼火の周辺怪異を探る―
京都洛西の壬生寺周辺の怪談として伝わる叢原火を中心として、怪しき火の玉を検討した。
油を盗んで死んだ者が火の玉となるというモチーフは、近世初期の『古今百物語評判』に見出せる。
後に、火の玉に「叢原火」という名称が与えられ、鳥山石燕『画図百鬼夜行』にも掲載されている。
これらの怪談を中心に討議した。
壬生という地域性と、京都に流れる河の周辺に点在する怪談とに着目した議論がなされた。
報告者:門脇大
会場:京都精華大学C-209 18:30より
