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江戸の怪談集や随筆に記される化物屋敷にまつわる話を検証した。
まず、現在最も知られているであろう化物屋敷、『稲生物怪録』の話を筆録した『耳袋』巻5の1話を検証した。広島三好の伝承が江戸に伝播してゆくことに関して議論した。
次に、岡西惟中『一時随筆』、『諸国百物語』に収められる播州の化物屋敷に関する話を取り上げた。化物と対話することによって富を得る話もあり、化物屋敷にまつわる怪談の意義について検討した。
上記の他に、『太平百物語』、『梅翁随筆』、『閑散余録』に収録される話を検討した。
江戸の化物屋敷に関して、在地伝承や演劇、銭神などの角度から様々な議論を行った。
報告者:門脇大
会場:四条蛇庵 16:00より
